奇跡、見つけに

ジャニーズが好き。アイドルが好き。

ジャニヲタの留学事件簿

8月23日、私は一ヶ月のオーストラリア短期留学を終えた。朝の五時前、飛行機の動きが止まったその瞬間、私は携帯でTwitterを開いた。投稿するためではない。一ヶ月分の情報収集をするためだ。

私の携帯は四年前に買ったもののため機内モードという画期的な機能が搭載されていなかった。よって、私は一ヶ月間ほぼインターネット無しジャニーズ無しの禁欲生活を送った。そんな話。


事件簿①ウォークマンの充電器を忘れた!
オーストラリアのタスマニアにホームステイしていたのだが、タスマニアにたどり着くまで丸々一日かかった。そんな過酷な移動のお供は音楽だった。私は移動時間の八割は音楽を聞いて過ごしていた。中山優馬の心地よい歌声と共に眠り、嵐の歌で安心し、テゴマスとSexyZoneと共にテンションを上げた。そんなこんなで、私のウォークマンの充電は4分の2となった。4個あるうちの2個減っただけじゃないか、私は軽視していた。
しかし、私はスーツケースを開いて愕然とした。充電器がない!いや、そんなわけはない。私はスーツケースと手荷物をくまなく探した。結局、充電器は見つからなかった。

事件簿②携帯に動画が入っている!
初日に充電器を忘れたことが発覚した私は一時はオーストラリアの生活に萎えていたが、携帯に入っていた画像を見続けるという日課により気分を持ち直した。
そんなある日、私はあることに気がついた。もしかして、携帯にいくつかの動画が入っていたのではないか。私ったら天才!
確認すると、交差点、水の帰る場所、MissingPieceと私得な動画が入っていた。その日から、私は音楽の代わりに携帯で動画を見続けることを始めた。

事件簿③JapaneseTVshowだよー!
そんなある日、ホストシスターから声がかかった。「JapaneseTVshowだよー」え、なに?オーストラリアで日本のテレビが見れるわけ?半信半疑でリビングに向かった私は目を疑った。


VS嵐やないか。
そう、VS嵐はオーストラリアでも放送されていた。英語字幕つきで。*1
松本さん、お久しぶりです。
ひどく安心した。日本語にも安心したし、何より嵐という存在に安心した。私には松本潤がやはり必要なのだ。
それからは、私は木曜日の16:30からは絶対にテレビの前にいた。*2もちろん、VS嵐を見るためだ。

 

事件簿④抜けた習慣
そんなこんなで、一ヶ月間ほぼネット無しジャニーズ無しの生活を送ってきた。そのお陰で抜けた習慣がある。それは、情報収集だ。
 オーストラリアに行く前の私は、朝起きたらとりあえずアメーバとTwitterを開き何か起きていないか確認していた。それが出来なくなってしまった。

 

 

以上、これらが私に起きた事件だ。これ以外にも、スクールバスで流れていた口笛が使われている曲を聴いて、嵐の「OneStep」が心細くなって聞き始めたら色々と聞いちゃって充電が1になってしまった3日目のことなど色々と事件はある。

しかし、私はほぼジャニーズ無しで1か月を生きることが出来た。それが今とても誇りだ。

 

*1:その週に放送されていたのは五年前のもの

*2:16:45~の放送

まっすーの沼に一歩ずつ歩み始める

「NEWSの中で誰が好きなん?」「まっすーが気になる。ゼウスで脱いだ瞬間に、これ以上見たらヤバイと思って見んのやめてん」「KちゃんNEWS聞いてる?まっすーの回聞いたら、まっすー好きになるで!」「それで好きになったらどうするんよ」「責任とったるわ」

元手越担のクラスメイト*1が責任をとってくれるらしいので、その日家に帰ってからNEWSについて調べ始めた。

まず、前々から気になっていた「美しい恋にするよ」の映像を見始めた。何故か、KちゃんNEWSは聞かなかった。長い間、映像を見続けることはあまり得意ではないので、20分程すると一曲づつにしてある動画を探しだし見出した。

 

ここからは時系列でお送りする。

shareで泣き出すまっすーを見る。「あ、この人泣くんだ」と思う。*2

加藤シゲアキ担の友人に、まっすーのおすすめ動画を教えろとメールしたところ、おしゃれイズムは面白いと返信が来たので見た。とりあえず、ビビりなことは分かる。

テゴマスのHIGHWAYを見る。まっすーかっこいいと始めて感じる。基本、直視できない。

どんな成り行きか分からないが見出した走魂。動物園で虎に怖がってメンバーに抱きつくまっすーを始めて可愛いと感じる。そして、短距離走だったら手越を追い越すまっすーかっこいい。

ちょうど、Myojoの10000字インタビューがまっすーなので読んだ。全然軽めじゃなくてド新規には重すぎたので二回に分けて読む。熱い男、かっこええ。

 

というように、松本潤のように小栗旬から入ったわけでもなく、中山優馬のように歌から入ったわけでもなく、体からまっすーを気になり始めた。少しづつではあるが、まっすーに惹かれ始めた。とても危険。今までのように、顔を好きになったら後戻りは出来ないと自覚しているので注意する。

*1:現在は岸ラブ

*2:泣いてる人=コヤシゲのイメージ

自担同士を比較する

我ながら非常にナンセンスなお題だと思う。でも、掛け持ちした瞬間からやってみたかった。どうしてもやってみたかった。

 

今、私には担当が二人いる。松本潤くんと中山優馬くんだ。顔が爬虫類なところは共通しているが二人とも顔から好きになっている訳でもないので、私の感じる魅力は二人とも違う。ということで、比べてみた。

 

 

松本潤
①不器用なところ。
単に手先が不器用なだけでなく、人付き合いも苦手だと思う。友達が多いのは、仲良くなった人には相当好かれるからなのだろう。個人的にシンパシーを感じる。

一方、優馬は人付き合いが得意な気がする。たくさんの先輩に可愛がられているところを見ると、単に優馬が可愛いだけじゃなくて本人が人との距離の取り方が上手いのだと感じる。

②アイドル
アイドルは潤くんの天職。いつだって思う。役者でもなくモデルでもなく、潤くんの魅力が最大限に出るのはアイドルだと思う。
有名な翔潤エピソードに中学卒業後、高校に進学するつもりが無かった潤くんを翔くんが説得して高校に行かせたというものがある。当時、潤くんは15歳。高校に行かないという選択はジャニーズ、芸能界に残り続けるという選択とほぼ等しい。この歳から人生を狭めることは私には出来ない。軽率な考えだったのかもしれないが、アイドルに人生をかけていたと思ってしまう。

優馬にとってアイドルの道が正解なのか、まだ分からない。その気になれば、歌手として役者として売り出していく事はまだ可能だと思う。それ程、伸びしろを感じている。まだまだ、成長していって欲しい。

③姿勢
いつも、私は嵐がジャニーズだということを忘れる。ジャニーズの域を越えた何かを感じさせる。それが、嵐にとってプラスかマイナスか私には分からないけれど、そう感じさせるのは潤くんの常に高いところを目指す姿勢だと思う。勉強熱心なところが好き。

外に発信していくことが多い潤くんに対して、優馬は受け身であることが多い。しかし、与えられたことに対して着実に結果を残していく優馬は純粋に凄い。今年の夏も楽しみにしている。

 

中山優馬
①笑い声
あの「んふふ」は、可愛い以外に形容する言葉が見当たらない。すなわち可愛い。優馬が「んふふ」と笑うだけで世界が平和になるし、世界が幸せになると思う。

対して、潤くんの笑い声が可愛いと感じるのは変な笑い方をしたときだ。どちらかというと、愛しい。けっけっけとかひひひっとか笑った時が可愛くて可愛くて仕方がない。

②才能
才能って言い方はおかしいけれど、優馬は歌もダンスも演技も得意なのだと思う。以前は「この子を駄目にしちゃ駄目だ」というような使命感があった。優馬の優しい歌と力強いダンスに惹き付けられたら、もう最後。そう感じずにはいられない、と思うのは担当の盲目ってやつだが、当時の私は本気でそう思っていた。

潤くんの才能と言われてピンと来るものはあまりないが、初めてコンサートに行った時、「この人はかっこいいであることが宿命なんだな」と思った。ただ立っている時、上を見上げている時、歩いている時、全ての潤くんがかっこよかった。かっこよかったというよりはスタイリッシュだった。意識して出たスタイリッシュさというよりは自然に溢れ出てきてしまったスタイリッシュさだった。もしかしたら、スタイリッシュでいることが才能なのかもしれない。

③歴史

これまた、歴史なんて表現はおかしいけど、経歴というべきなのか。優馬の歩んできた道は綺麗に見えるけど汚い。たくさんの人の欲望と嫉妬と羨望が混ざった道。どんなに汚くても、その道は優馬のものだし、私たちはその過去ごと優馬が好きだ。

嵐が売れるようになったのは、2007、2008年頃だと思う。デビューから約10年たっていた。優馬が中山優馬としてデビューしたのは2012年。まだ3年目だ。まだまだ売れると言うには程遠い。けれど、ゆっくり着実に実力をつけてきている優馬のペースで売れて行って欲しい。

 

今まで心の中でひそかに比較したことはあったが、形にして比較したのは初めてだった。比較して、二人に対する気持ちがはっきりとした。

嵐はもうジャニーズとしてアイドルとして、トップになっているかもしれない。でも、私はそれでも上を見続ける潤くんが好きだ。より凄いものを、より惹きつけられるものを追いかける潤くんを遠くからファンとして見続けていきたい。

優馬には幸せになってもらいたい。売れて欲しいとも願っているけれど、それよりも優馬には幸せになって欲しい。今でも充分幸せかもしれないけど、今以上に幸せになって欲しい。

二人の奇跡、見つけに。

KRYZLER&KOMPANY Concert Tour "NEW WORLD"

ワクワク学校に落選した。

そこまで期待はしていなかったものの、やはり落選というものはショックだ。しかも、今年はJUMPもいるじゃないか。今までの落選よりも悲しさは増した。

 

というわけで、嵐とJUMPが大阪でワクワク学校をしている時に、私は母と神戸でKRYZLER&KOMPANY*1のコンサートに行ってきた。

 

 メンバーに葉加瀬太郎がいるぐらいだから、どうせクラッシックをやるんだろうと私は踏んでいた。コンサートに行くときは、毎回アルバムを聞くなり予習をしていたのだが、今回はその予習を全て怠って行った。

聴いてみて、驚いた。私の知っているクラシックとはまるで違っていた。まるで、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」が「くるみぶち壊し人形」になったような衝撃を受けた。

誰がクラッシックにドラムの音が入ると想像したのだろうか。

誰がクラッシックにギターの音が入ると想像したのだろうか。

誰がクラッシックに合わせてステップを踏むと想像したのだろうか。

 

起こっていること全てが私のクラッシック音楽の常識を覆していった。もしかしたら、今までにそのようなものがあったのかも知れない。しかし、私の中で、昨日KRYZLER&KOMPANYはクラッシックの革命児となった。

既に原型をとどめていないような曲もあったが、まるでそれが本当の曲なのだと思わせるかのように、すんなりと私の中に入っていった。

 

KRYZLER&KOMPANYのコンサートに行けて良かった。ワクワク学校と比べてどうかなんて、口が裂けても言えないが、きっとそれに負けないくらい楽しかった。

明日の武道館、行く気はないけれども、wowwowにも入会する気もないけれど、成功することを願う。そして、今後をまだ決めていないと言った彼らの今後が少しでも見えたらいいなと思う。

Sexy Power Tour @大阪城ホール

少しこれを見て頂きたい。

 

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お恥ずかしいのだが、これは五月五日に明日の集合時刻を聞いてきた友人に私が返したメールの文面だ。
この頃の私はきっと、明日の集合時刻を考えられないくらい頭の中が中島健人でいっぱいだったと見られる。日頃から、このメールを送った彼女に「メールがキモい」とは言われるが、ここまでキモいのは久しぶりだった。彼女はジャニヲタでも何でもない。ちなみに、「明日、一発殴らせろ」と返信が来た。

五月五日にSexyZoneの昼公演に行ってきた。14:00に終わり、17:30から塾で授業を受講し、メールを送ったのが23:00頃。すると、私は9時間ほど中島健人のことを一心不乱に考えたことになる。自分でもだいぶ馬鹿だとは思うが、悲しい現実。

何がそこまで、私を病ませたのかというと、中島健人のソロ曲「BlackCinderella」だ。どうやら、私は子供という神聖な日にブラックシンデレラ病という病気を患ってしまったらしい。大変重い病気で、来る日も来る日も曲が頭を回っていた。ちなみに、既に完治した。

 

BlackCinderellaと私の歴史について説明する。

前日まで友人(元風磨担、現シゲ担)と旅行に言ってた私は、旅行に行く前日にアルバムをレンタルした。その日は「好きだよ」を永遠リピート。翌日、待ち合わせ場所までアルバムを一周聴き、BlackCinderellaと出会う。お気に入りとなる。旅行中は友人にウォークマンを奪われる。聴きたかったらしい。コンサート当日、BlackCinderellaを中心にアルバムを聴きまくる。コンサート時はあまり見えていなかったが、終了一時間後から健人がじわじわ来る。(笑っているわけではない)

ブラックシンデレラ病発病。

 大好きなはずの数学も頭に入ってこない。ずっと健人が私を支配してくる。

健人が「ブッラク、ブッラク、ソ、シンデレラ、うううー」って言ってくる。

塾からの帰り道、中毒のように教室の時点からイヤホンを耳に装着。永遠リピート。

家族が寝静まってから、お風呂で一人で熱唱。テンション高く、手あたり次第メールを送りまくる。返信返ってこないから、ずっと健人のことを考える。

というような、負の連鎖がその日、まる一日起きた。

 

ブラックシンデレラ病は人をダメにすることが分かった。

 

 

 

健人のことだけを書いたが、コンサート自体は楽しかった。一緒に入った風磨担の異常なファンサービス量のことも書きたかったし、聡くんのこと出来れば書きたかった。しかし、それらを書くには健人の存在が大きすぎた。またの機会に書きたいと思う。

また、健人病に感染しに行きたいと思う。また、その日まで。

 

健人、ありがとう。

 

 

レインボーツアー@新風館

4月26日、私は初めてジャニーズ以外のアイドルの現場に行った。今まで何度か誘われたことはあったが、予定が合わず断ってきた。やっと私の予定と合ったので、はるばる神戸から二時間かけて友人二人*1と京都に行ってきた。

 

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今回、たこやきレインボーのレインボーツアーというものに行った。たこやきレインボーは、ももいろクローバーZ北川景子などが所属するスターダストプロモーションのアイドルだ。ちょうど、ももクロの妹分になる。この5月、全国CDデビュー*2ということで全国ツアーらしい。

 

初めてジャニーズ以外のアイドルの現場に行ったということで、何が違うかというとコールだ。たこ虹は女性ファンの割合が他のグループより多かった印象があるが、それでも半分は男性ファンだ。やはり、男の声があるのと女の声だけというのでは訳が違う。圧倒的に一人一人の声が大きく、低くて響く。会場はショッピングモールの広場だったが、ショッピングモール中に声が響き渡った。通りすがりの人が見ると気持ち悪かったのかも知れないが、私は興味深かった。

 

アイドルのイベントの醍醐味はこのコールすることだと思われる。ジャニーズのコンサートは「会う」「見る」ということに重きを置かれている印象が私の中では強い。しかし、アイドルのイベントは「同志と一体化する」ことが楽しいのだと感じた。アイドルのコールはたいてい決まった型であることが多い。だから、新しく聞く曲でも曲調さえ理解できればコールは出来た。

コールをするだけでも十分楽しかったのだが、コールをするヲタクを見るのも楽しかった。特にリハーサルの時点でも異常な盛り上がりを見せた「絶唱!なにわで生まれた少女たち」。曲中の環状線ゲームでは、ヲタクたちが優先エリアで電車になりきっていた。面白すぎる。彼らの虜になるところだった。

 
たこやきレインボー「絶唱!なにわで生まれた少女たち」 MUSIC VIDEO - YouTube

 

・堀井くるみ(くーちゃん、紫)
これぞ、中間管理職。くーちゃんは、MVでは率先してふざけているイメージが強いが、会話をしめる役割をしている。リーダーがあっている人材だと思った。

・清井咲希(さきてぃー、黄)
さきてぃーは、何をしていても問答無用で可愛い。なんなら事故っていても可愛い。そんな彼女だが、お辞儀はたこ虹メンバーの中では最も深い。今回一番、好感を持った。

春名真依(まいまい、青)

たこ虹に関しては箱推しなとこもあるが、私はまいまい推しだ。たこ虹の中で一人身長が高く、歌うと一人滑舌が悪い。何かと目立ってしまう彼女。だが、メンバーの中ではブログの更新が最もマメ。ファンへの質問が多く、コミュニケーションを大切にしていることが読み取れる。私の中で一番アイドルっぽいメンバー。

根岸可蓮(れんれん、緑)

関西人らしい愛嬌のある顔。笑顔が似合っているし、笑顔しか思い浮かばない、常に笑っている女の子。今回、一緒に行ったスタダヲタの子に似ていて親近感しかわかない、明るい女の子。

彩木咲良(さくちゃん、ピンク)

最年少のさくちゃんだが、彼女の歌はとても男らしく力強い。中高生のグループということもあり歌の不安定さは出てきてしまうものだが、彼女の歌は不安定さを感じさせない。目が大きくて目力が半端ないところが特徴。

 

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*1:ドルヲタDD、スタダヲタ

*2:今までは関ヶ原までだった